CAMBRA(Caries Management By Risk Assessment)はリスク評価に基づく虫歯の管理システムです。
アメリカで生まれアメリカの歯科界に浸透したシステムで、アメリカ65歯科大学のうち40歯科大学で導入されており、世界へ向けて普及を目指す動きも活発になってきています。
日本においては歯科大学よりも先に開業医で普及が進み、開業医から逆に大学へ普及が進んでいます。
CAMBRAは疾患指標(現在の虫歯の状況)、リスク指標(将来の虫歯の予測)、防御指標(虫歯に対する抵抗)の3つから口腔内環境が「虫歯を起こす力」が強いのか「虫歯を防ぐ力」が強いのか現在どちらにバランスが傾いているのかを評価します。
このシステムでは、結果に対しての治療も決められているため、誰にでもわかりやすいシステムとなっています。
当院でこのシステムを導入しているのは、現在の虫歯の治療というものの考え方とは違う考えを持っているからです。
それに関しては、次回詳しく説明をしたいと思っています。