今回は、歯周病の治療です。
前回紹介した歯周病の絵本にもあるように、
当院では「歯周病検査時の出血をどのように抑えるのか」というところに重きを置いています。
「出血のコントロール」=歯周病の治療
また、歯周病は「細菌」と「免疫」とのバランスなので、
「細菌」を減らしてバランスを整えることと「免疫」を上げることによって口腔内のバランスを整え、
「出血のコントロール」をします。
「出血のコントロール」=歯周病の治療
「細菌」を減らすためには、バイオフィルムを除去することが最善です。
ただし、それでも対応できないと判断した場合は抗菌療法を行うこともあります。
「免疫」を上げることによる治療は、虫歯のところでも紹介したプロバイオティクスであるプロデンティスを使用します。
また、「免疫」を上げるもう一つのアプローチとしてビタミンDを使用するということです。
最近、ビタミンDの効果について広く知られるところとなって来ていますが、
これは現在、僕自身で試しているところなので、患者さんに提供するのはまだ先になる予定です。
が、いろいろビタミンなどの勉強をし、ビタミンを使用した口腔内のケアも提供できるといいと考えています。
ビタミンDに関しては、現在取り扱っているプロデンティスにもビタミンD配合のものもあります。
これら、「細菌」のバランスを整えることと「免疫」を上げることによって、口腔内のバランスを整えます。
それにより、歯周病を治療していきます。
次回は、「虫歯治療、歯周病治療、その後」の話をしていきたいと思います。